英検には必ずリスニングが出題されます。基本的な問題も出題されますが、長文のような聞き取ることが難しい英文が出されます。特に上の級では長文が多くなります。英検に向けて英語を聞き取る訓練を続けましょう。英検のリスニング対策に一番有効な教材は、過去問です。過去問の教材にはリスニングの過去の問題も収録されています。

本番と同じ緊張した気持ちで、その過去問をやってみます。この時に大切なことは問題を何回も聞いてみることです。一回聞いて回答しますが、一回聞いて分からない所があったら、もう一回聞きます。試験では問題は一回しか読まれませんが、まずは問題の英文を理解することを一番の目的にして、問題を数回聞くようにします。これは英語の音に慣れるための訓練です。最初は聞きとれない言葉でも、繰り返し聞いていれば、分かるようになることがあります。

 

少なくとも三回程度聞いた後に、印刷された問題を読みます。問題を読むときは、自分の聞き取れなかった単語をチェックしましょう。そしてその発音を調べて、自分でしっかり発音できるようにします。自分で発音できない音は、聞き取ることもできないことが多いです。発音ができるようになったら、その教材の日本語訳を読んで、英文の意味を確実に理解します。理解した後は、その英文を自分で繰り返し音読するようにします。これを繰り返すことで、英検のリスニングの傾向がつかめるようになります。

 

過去問以外に有効な教材は、短い英文とその日本語訳、単語や表現の解説がしてあるテキストです。ネーティブによる英文の録音のCDがついたものを選ぶようにしてください。最初は英文を読まずに、CDの方だけを聞くようにしましょう。

 

このCDを聞くときも1回ではなく、何回も聞くようにします。何回も聞いて英文の意味が何とかつかめるようになったら、今度はテキストに英文に目を通します。この時も自分が聞きとれなかった単語をチェックします。チェックし終わったら、CDのネーティブの録音をもう1回聞いてみます。聞きながら自分で発音を練習して、自分できちんと発音できるようにします。聞き取れなかった単語を身に付けたら、今度はその英文全体を音読します。最初はネーティブの録音を聞きながら、音読しましょう。慣れてきたら、自分一人で音読します。音読を繰り返すことで、長文を聞き取る力を身に付けられるようになります。同時に単語や重要な表現を覚えられます。

 

英語を聞き取るときに大切なことは、日本語に訳さないで意味が分かるようになることです。日本語に訳していたら、英語を理解するスピードが遅くなって、リスニングの問題で良い点数を取ることはできません。最初のうちは日本語に訳さないことを難しく感じますが、慣れてきたらそれが自然になります。上記に書いた英検の過去問と英文のテキストを何回も音読すれば、英語を日本語に訳さないで、英語のままで素早く理解できるようになります。”